企業が変貌するとき

株価は業績だとか、需給によるとか言いますが、

株価が最も強力な勢いを見せるのは、企業が全面的に変貌したときの水準訂正です。

全的な変貌が起きることはめったにありませんが、ファーマフーズはそれが起きようとしています。

今は、ニューモという育毛剤の爆発的なヒットにより株価はぐんぐん上がっていますが、ファーマフーズにはそれどころではない材料がてんこ盛りです。

抗FSTL1抗体の特許登録は企業変貌の発端となります。過程のひとつとして重要視しない人が多いですが、この特許登録によって、導出契約が近くなると考えます。

抗FSTL1抗体は、ファーマフーズを食品会社から創薬会社に変貌させる大きな起爆剤になります。

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あの画期的な抗がん剤オプジーボを超える可能性があります。

免疫チェックポイント阻害剤は、抗がん剤の中でも今一番期待されているものと言ってもいいものだと思います。

その中でも、がん患者が最も怖れる骨への転移を防いでくれる作用があるというのはまさしくオプジーボより画期的と言えます。

これはとてつもなく大きな材料でしたが、今回の特許登録によって導出契約へ大きく前進したものと考えます。

 

「悪性腫瘍プロジェクト(標的分子:FSTL1)」においては、国立がん研究センターとの共同研究を行っ ております。各種ヒト悪性腫瘍組織におけるFSTL1の発現解析と、当社保有のFSTL1に対する抗体を用 いた各種悪性腫瘍細胞株に対する抗腫瘍試験を行いつつ、製薬企業との提携交渉を継続してまいります。 

                        ファーマフーズ 2020年7月期 第一四半期決算短信

 

 

 

次に、関節リウマチ向けプロジェクトがあります。

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世界に約 7,000 万人の患者がいる関節リウマチ向けのプロジェクトでは、横浜市立大学や名古 屋市立大学との共同研究を通じて治療用抗体を見出した。関節リウマチに罹ると、細胞内部から PAD4と呼ばれる酵素が出てくる。この酵素は正常なタンパク質にシトルリン化という 作用をもたらし、異常なタンパク質に変える働きがある。ヒトの体はこの異常タンパク質を異物と認 識し、これを排除するための炎症物質を過剰に作り出すことで症状が悪化してしまう。同社が見出 したのは PAD4 を抑える抗体。

 

 

 

そして、極めつけは、骨粗鬆症プロジェクトです。

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 骨粗鬆症プロジェクトでは鶏卵由来の生理活性ペプチド「リプロタイト」を特定済み。同疾患分野 の治療薬は、骨破壊を抑制するものが多く、リプロタイトのように骨産生を促進するものは少ない。 自社で見出した機能性素材ボーンペップから単離した。胃液で分解されにくい分子構造を持つた めに経口摂取が可能である。今後、薬物動態の研究を進める予定。同ペプチドは自社創製品で あるため、事業化したときの利益率は高くなるだろう。

 

骨の産生を促進する治療薬はこれも画期的です。

 

「骨形成プロジェクト」では、卵黄由来の骨形成ペプチド「リプロタイトⓇ」が、国立研究開発法人日本医療 研究開発機構(AMED)「平成30年度 難治性疾患実用化研究事業」に、東京大学との共同研究事業として選 定されております。骨形成不全症の治療薬の候補として、「リプロタイトⓇ」の作用機序の解明と、動物モデル での薬効評価を行いつつ、製薬企業との提携交渉を継続してまいります。

            ファーマフーズ 2020年7月期 第一四半期決算短信

 

 

もちろん、ファーマフーズは、すでに大きく値上がりしていますから、いったん大きく下げる調整も必ずあると思います。

ただ、長期でみれば、ファーマフーズは大きく変貌していくと考えます。

あの、そーせいの時以来のわくわく感があります。

                  (2020年2月21日正午)