国策としての水素と蓄電池

菅首相記者会見詳報】

「2兆円の基金創設でイノベーションに挑戦する企業を支援する」

臨時国会が閉会し会見で記者団の質問に答える菅義偉首相=4日午後、首相官邸(春名中撮影) 

わが国に必要なものはポストコロナにおける成長の源泉です。

その軸となるのが、グリーン、デジタルです。

8年近くにわたるアベノミクスによって日本経済は最悪の状態を脱し、もはやデフレではない状況を作り出し、人口減少の中で雇用者数を増やし、観光や農業の改革は地方経済に大きく貢献しました。

 私が所信表明演説で申し上げた2050年カーボンニュートラルは、わが国が世界の流れに追いつき、一歩先んじるために、どうしても実現をしなければならない目標であります。

 環境対応は、もはや経済成長の制約ではありません。

むしろ、わが国の企業が将来に向けた投資を促し、生産性を向上させるとともに経済社会全体の変革を後押しし、大きな成長を生み出すものであります。

こうした環境と成長の好循環に向けて発想の転換を行うために、今回の経済対策では、まずは政府が、環境投資で一歩大きく踏み込みます。

 過去に例のない2兆円の基金を創設し、野心的なイノベーションに挑戦する企業を今後10年間、継続して支援をしていきます。

 

無尽蔵にある水素を新たな電源と位置づけ、大規模で低コストの水素製造装置を実現します。

水素飛行機や水素の運搬船も開発します。

 

 脱炭素の鍵となる電化にどうしても必要なのが、蓄電池です。

電気自動車や再生可能エネルギーの普及に必要な低コストの蓄電池を開発します。

排出した二酸化炭素も、いわゆるカーボンリサイクルの技術を使って、プラスチックや燃料として再利用します。

 これらを政府が率先して支援することで民間投資を後押しし、240兆円の現預金の活用を促し、ひいては3000兆円ともいわれる世界中の環境関連の投資資金をわが国に呼び込み、雇用と成長を生み出します。

また、自動車から排出されるCO2(二酸化炭素)をゼロにすることを目指し、このため電気自動車などを最大限導入していくための制度や規制を構築します。

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12月4日の菅首相の記者会見です。

ここにはっきりと具体的にこれからの国策が示されています。

本丸は、水素と蓄電池ですね。

PTS(夜間取引)で、山王が、269円高の1770円(17.9%高)と暴騰しています。

月曜日の取引で、水素の山王と澤藤電機、蓄電池のエヌエフHDには注目です。

 

3000兆ともいわれる世界中の環境関連の投資資金を我が国に呼び込む、というのは壮大な展望ですね。

 

これに加えて来年1月には、アメリカでバイデン政権が誕生しますから、株式投資はこの分野に集中投資すべきだと思っています。

               (2020年12月5日夜2時30分)