東京都がグリーン水素の旗手へ

小池都知事「C40都市と連携し、気候危機への行動を世界的ムーブメントに」

2020年12月08日
 

 

 

東京都は12月4日、12月3日に開催されたC40(世界都市気候先導グループ)の運営委員会で、小池 百合子都知事が、C40の加盟都市とともに、企業やNGOなどとも連携しながら、気候変動への行動「Climate Action」を世界的なムーブメントとして展開していくことを表明したと発表した。

 

アクションテーマは、都が培ってきた経験やノウハウを有するサステナブル・ビルディング(持続可能な建築物)とグリーン・ハイドロジェン(グリーン水素/再エネ由来水素)。

小池知事は12月4日の記者会見で、今回の表明を都の気候変動に対する取組として紹介し、「これをアクションテーマとしてESGファイナンスを潤滑剤としながらリーダーシップを発揮していく」と述べた。

 

小池知事は、国際的なネットワークとも連携しながら、深刻化する気候危機に立ち向かう行動を加速するため、「気候非常事態を超えて行動を加速する宣言(Climate Emergency Declaration: TIME TO ACT)」を改めて表明したと報告。

「様々な施策を肉づけしながら、実際の実行、行動に移していきたいと考えている」と語った。

新型コロナウイルス感染症と気候危機という二つの危機の直面する中、都は、気候変動対策はもとより、人々の持続可能な生活を実現する観点にまで広げた「サステナブルリカバリー」を進めている。

都はこの取組において、世界の諸都市と連携を強化していく必要があり、また、気候危機の状況はより深刻化しており、「行動の重要性が一層高まっている」との見解を示した。

 

環境政策の推進を図り、C40と世界の脱炭素化に貢献」

C40は、ロンドン市やニューヨーク市、パリ市など世界の97大都市が連携して気候変動対策に取り組むネットワーク。

C40加盟都市の首長は、協力とイノベーションを通じて、世界の気温上昇を1.5度以下に保つために取り組む考えを示している。

都は2006年からC40に加盟。

小池知事はC40のアジア・オセアニア地域を代表する副議長を務めており、このたび再任された。

C40は、小池都知事インドネシアジャカルタのアニース・バスウェダン知事が、C40運営委員会の副議長に選出されたことを報告。

二人が新型コロナウイルスパンデミックからのグリーンリカバリーや、気候危機に対処するために協力して、C40加盟都市を支援すると紹介した。

また、小池都知事の「C40加盟都市と協力して、気候変動と闘う世界的な運動を作り出す。

環境に配慮した都市として世界にアピールするため、環境政策のさらなる推進を図ることで、C40と世界の脱炭素化に貢献する」というコメントを掲載している。

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