水素製造コストを下げる技術開発へ

東ガス社長「水素製造コスト下げる」 来春に開発組織

 

東京ガスの内田高史社長は日本経済新聞の取材に応じ「水素の製造コストを下げる技術開発などを担当する専門組織を2021年4月に立ち上げる」と述べた。

政府は30年ごろに1N立方メートル(ノルマルリューベ=標準状態での気体の体積)あたり30円という目標を掲げているが、それを下回る価格を実現したいという。

現在、水素のステーションでの販売価格は1N立方メートルあたり100円程度する。

同社はコスト低減に向け専門部署を設置。都市ガスの主成分であるメタンから水素を取り出し、酸素と組み合わせることで発電する燃料電池エネファーム」の技術を応用する方針だ。

水を電気分解して水素を取り出し、安く量産化できるような技術の開発を目指す。将来はその際に使う電気に再生可能エネルギーを活用したい考えだ。

東京ガスは19年11月、50年代に二酸化炭素(CO2)の排出を実質ゼロにする目標を掲げたが、政府が50年に温暖化ガスの排出を実質ゼロにする方針を表明したことで内田社長は「取り組みを加速したい」と話す。

「最終的にはガス体エネルギーの脱炭素化までもっていきたいが、一足飛びには不可能で、いくつかのステップを踏む」という。

水素の製造コストを下げるほか、地域内で熱と電力を有効活用する「スマートエネルギーネットワーク」の拡大や、CO2を分離して回収・貯留・利用する技術「CCUS」の導入などによるCO2削減に取り組むという。

 

「水素が安く作れるようになれば、水素とCO2を合わせてメタンができ、それを天然ガスと同じように使える。(実質的な)脱炭素を実現しつつ、既存の導管などの設備を使えるメリットがある」という。

                   (日本経済新聞 12月18日朝刊)

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これは、山王がど真ん中ですね。

山王には多くの企業から問い合わせが来ているようです。

              (12月18日午前8時)